熊野に「まこも」育っています

くま野良が、まこもの栽培をはじめたのは、3年前。
今年、4回目の春を迎えています。

それまでも、田んぼはしていましたが、いや、田んぼをしていたから
「まこも、やってみない?」
と、私たちにその存在を教えてくださった方から言われて、その魅力を聞いただけで、栽培することを決めることが出来たように思います。

当初は、見たこともなく、もちろん食べたこともなく、どんな風に育つのか?
水稲を大きくイメージしながら、手探り状態でした。

田んぼのご近所さんたちが、その田植えのころから「???」な顔をしながら、珍しそうに見ていた、まこも。

でも、実は、ここ本宮で栽培されていたことがあったり、お隣の熊野川町でも、栽培されたことがあったり。

なにより、苗をいただいたのは、口熊野といわれるあたりや、中辺路町、それに旧田辺市街で、すでに大切に育てられていた方々からです。

そのいただいた真菰の苗たちのルーツをたどると、私たちに、まこもの存在を教えてくださった方が、赤目で分けてもらって、熊野に連れてきたまこもたちです。

よくわからず、手探りだった私たちを、その逞しさと清々しさで、育ててくれている、まこもたち。
今年もお世話になります。