おかげさまで、まこも田植え完了

すっかり、更新できずにいました。

そうこうしているあいだに、まこもの田植えも済み、
お茶摘みからの、稲の田植えが始まっています。

写真は、地下茎から伸びた新芽ではなく、
新芽の出た株を、割ったもの。

ぎっしりと、根が詰まっていて、
土を抱え込み、次世代にいのちをつなぐ力を、
しっかりと蓄えた、まこもの株。

どうぞ、思う存分、根を伸ばし、
その葉を、大空いっぱいひろげてください。

春に植えたまこも、夏のさかりには、お茶用の葉を収穫します。

まこもたけは、秋のお彼岸ごろ。
みなさま、お楽しみに!!

 


まこもの春

今年は、まだまだ冷たい朝が多く、そっと芽を出し始めたけど、霜にあたったぁ〜〜という株もあって、なんだか慎重に見えます。

春のお彼岸。苗をとるために残してある、去年のまこもの株から、芽が出始めました。

去年は、この時期、鹿に見つかって、かじられてしまったのですが、今年は万全、大丈夫。

この株から、放射状に地下で伸びている地下茎から、これからぞくぞくと新芽が出てきます。

この新芽を掘り取り、まこもの田植えは、4月下旬ごろの予定。

いろんな意味で、ドキドキ♡膨らむ春です。

 

 

 


熊野に「まこも」育っています

くま野良が、まこもの栽培をはじめたのは、3年前。
今年、4回目の春を迎えています。

それまでも、田んぼはしていましたが、いや、田んぼをしていたから
「まこも、やってみない?」
と、私たちにその存在を教えてくださった方から言われて、その魅力を聞いただけで、栽培することを決めることが出来たように思います。

当初は、見たこともなく、もちろん食べたこともなく、どんな風に育つのか?
水稲を大きくイメージしながら、手探り状態でした。

田んぼのご近所さんたちが、その田植えのころから「???」な顔をしながら、珍しそうに見ていた、まこも。

でも、実は、ここ本宮で栽培されていたことがあったり、お隣の熊野川町でも、栽培されたことがあったり。

なにより、苗をいただいたのは、口熊野といわれるあたりや、中辺路町、それに旧田辺市街で、すでに大切に育てられていた方々からです。

そのいただいた真菰の苗たちのルーツをたどると、私たちに、まこもの存在を教えてくださった方が、赤目で分けてもらって、熊野に連れてきたまこもたちです。

よくわからず、手探りだった私たちを、その逞しさと清々しさで、育ててくれている、まこもたち。
今年もお世話になります。